東急の電力小売りは再参入? 歴史的に縁が深い鉄道と電力

家庭向け電力小売り事業が自由化されることに伴い、東急電鉄が参入を発表。「鉄道会社で初」とも言われますが、歴史的に鉄道会社と電力は深い関係があり、実は東急グループの歴史のなかでもかつて、住宅への電力供給を行っていた時代がありました。

電力小売りを鉄道会社の新たな収益源に

 東京急行電鉄(東急)が沿線人口の伸び悩みを受け、2016年に全面自由化される家庭向け電力小売り事業へ鉄道会社として初参入。新たな収益源に育てていくと2014年12月26日、日本経済新聞が伝えました。

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多摩川駅付近を走る東急東横線(2009年10月、恵 知仁撮影)。

 しかし鉄道事業と電力事業を合わせて行う企業は、歴史的には珍しいものではなかったりします。東急グループでも、実はかつて同様のことが行われていました。

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