一度だけ新車を全部つなげて運転 くま川鉄道

熊本県のくま川鉄道は5両の新型車両すべてが揃ったことを記念し、その5両をすべて連結。最初で最後の臨時運行を行います。ただし、一般の旅客は乗車できません。

「春」「夏」「秋」「冬」「白秋」、一度だけのカラフルな5両編成

 熊本県の球磨地方を走るくま川鉄道(人吉温泉~湯前)は、2014年12月に新型車両5両が揃ったことから、その5両を連結して特別に、1回限りの臨時運行を行うと発表しました。

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「秋」「冬」「春」の3両で走るくま川鉄道KT-500形。土休日などは地元物産品やサービスで“おもてなし”する観光列車「田園シンフォニー」としても走行(画像:くま川鉄道)。

 この新型車両は、2014年1月から12月までに同鉄道へ5両が導入されたKT-500形というディーゼルカー。5両それぞれに季節のテーマが設定され車体色が異なるほか、沿線の田園風景にちなみベートーベンの交響曲「田園」の一節をモチーフにした音符、ト音記号が描かれていることなどが特徴です。

 この臨時列車が運転されるのは2015年1月15日(木)。人吉温泉発11時11分の湯前着12時07分、湯前発12時31分の人吉温泉着13時15分の1往復です。

 編成は人吉温泉駅側からKT-501(冬・茶)、KT-505(白秋・白)、KT-502(秋・赤)、KT-504(夏・青)、KT-503(春・黄)。括弧内は、その車両のテーマになっている季節と車体色です。

 ただしこの臨時列車に、一般旅客の乗車はできません。また今後、こうした新型車両を5両連結しての走行は行わないとのこと。5種類の季節と色が勢揃いしカラフルな列車が走るのは、これが最初で最後です。くま川鉄道は「撮影の際のトラブルの無いようご注意下さい」としています。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

 
    
 
    

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