冬に踏切事故が多くなる寒冷地 統計でも明らかに

踏切関係の事故が寒冷地で相次いで発生しています。寒冷地では、冬期に踏切事故の発生件数が多くなる傾向が存在。統計にも現れています。

JR北海道では約6割が冬期間に発生

 2015年1月25日に青森市の青い森鉄道で、2人が亡くなる踏切事故がありました。また1月24日には長野県千曲市のJR篠ノ井線で、踏切から線路へ進入したと思われる軽自動車列車と衝突。寒冷地で踏切関係の事故が相次いでいます。

青森で発車を待つ青い森鉄道の列車(2011年2月、恵 知仁撮影)。

 それぞれ事故の原因について調査が進められていますが、寒冷地では冬期間に事故が多くなることが統計でも明らかになっています。

 JR北海道のデータでは、踏切事故の約6割が12月から3月の4ヶ月間に発生。また山形県のデータでも1月が17件と突出するなど、踏切事故の半数が冬期間に起きていることが明らかになっています。

 寒冷地で冬期に踏切関係の事故が増える理由について、路面凍結によるスリップで停止しきれず踏切に進入してしまうこと、積雪や吹雪によって状況を誤認し線路へ進入してしまうことなどが挙げられ、JR北海道は「夏期間よりも慎重な運転が必要」としています。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。

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コメント

1件のコメント

  1. いつも「乗り物ニュース」を楽しみにして読んでいるが、時折「~だったりします。」というおかしな日本語を目にすることがある。きちんとした言葉で書いてほしいものだ。