東京駅と台湾の駅が姉妹関係に 年齢、当時の代表的日本人建築家といった共通点で

JR東京駅と台湾の新竹駅が姉妹駅として提携することになりました。両駅の駅舎は「年齢」が近いほか、両駅ともその建物を明治大正期の代表的日本人建築家が手がけたといった共通点があります。

台湾のを設計した日本人建築家

 東京駅と台湾北西部の新竹駅が2015年2月12日(木)、「姉妹駅」になることが明らかになりました。

左は1913年3月に現駅舎が完成した台湾の新竹駅。右は1914年12月に開業した東京駅(画像:JR東日本)。

 新竹駅の駅舎は1913(大正2)年、東京駅の駅舎は1914(大正3)年に完成したもので「年齢」が近く歴史的価値も高いほか、両駅舎とも当時の日本を代表する建築家により設計されたという共通点などを契機に、姉妹駅関係を締結することになったとJR東日本はしています。

 東京駅の丸の内駅舎を設計したのは佐賀県出身の辰野金吾で、日本銀行本店や大阪支店、佐賀県にある武雄温泉の楼門なども手がけた人物です。また台湾の新竹駅を設計したのは京都府出身の松ヶ崎万長で、明治初頭に岩倉使節団の一員としてドイツへ留学。その技術を日本へ伝えました。

 東京駅は既にオランダのアムステルダム中央駅、アメリカ・ニューヨークのグランド・セントラル駅と姉妹駅になっています。また日本の駅と台湾の駅では、愛媛県の松山駅と台湾・台北市の松山駅も姉妹駅関係を結んでいます。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。

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