北陸新幹線W7系 道路に増殖中

バリケードをストラップ化し、売り上げは被災地へ

 このW7系バリケード、同じデザインのストラップも1個200円(税別)で仙台銘板の金沢営業所と富山営業所で限定販売されています。そしてこのストラップの売り上げは、すべて東日本大震災の被災地に寄付しているそうです。仙台銘板はその名の通り本社が宮城県にあり仙台出身者が大勢在籍しているほか、東北の拠点も多く震災ではかなりの被害を受けたといいます。

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バリケードストラップの売り上げは被災地に。W7系は左上(写真提供:仙台銘板)。

 ちなみにW7系バリケードそのものも一般向けに販売されており、価格は3500円(税抜)。基本的には仙台銘板金沢営業所での取り扱いですが、それ以外の営業所で購入の申し込みも可能です。

 また仙台銘板はW7系のほかサルやカエルといった動物、ご当地キャラ「くまモン」や「ぐんまちゃん」のバリケードも制作しています。こうした様々なバリケードを作るようになった理由として、人材確保などを念頭に、あまり綺麗なものではなかった道路工事に対するイメージを変えたい、といった意図があるそうです。

 今後は「ハローキティ」のバリケードも登場予定とのこと。工事現場を通るのが楽しくなりそうです。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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