臨海副都心BRT計画、ルート案発表 幹線はビッグサイト方面へ

東京の都心部と臨海副都心を結ぶBRTの計画が進められており、そのルート案が発表されました。新橋や虎ノ門、銀座、東京駅と晴海、お台場方面との移動が便利になりそうです。

選手村再開発「前」と「後」で

 東京都が計画している都心部と臨海副都心を結ぶBRTバス高速輸送システム)について2015年4月28日(火)、ルート案などの基本計画が発表されました。

BRT導入後の都心~臨海副都心間における交通機関の状況(画像出典:東京都)。

 運行は都心~臨海副都心間の往復ルートを基本としつつも、時間帯や東京ビッグサイトでのイベント開催などによって需要に変化があるため、シャトル運行や、拠点となる鉄道同士を結び大規模な需要地を回るフィーダー輸送を加えた複数系統の設定を行い、様々な需要に対応するとしています。

 具体的なルート案について、まず2019年度の開業当初から選手村再開発までは、次の3ルートが挙げられました。合計の輸送力は最大2600人/時程度です。2020年の東京オリンピックでは、中央区晴海に選手村が整備される計画になっています。

●幹線ルート【輸送力:最大1300人/時程度(新橋~国際展示場駅間)】
(虎ノ門バスターミナル/東京駅)~新橋駅~国際展示場駅~東京テレポート駅

●シャトルルート 勝どきシャトル【輸送力:最大500人/時程度】
(虎ノ門バスターミナル)~新橋駅~勝どき

●フィーダー輸送 【輸送力:最大800人/時程度】
(虎ノ門バスターミナル)~新橋駅~晴海地区

 また選手村再開発後については、次の4ルートが挙げられました。合計の輸送力は最大4400人/時+α程度です。

●幹線ルート【輸送力:最大1300人/時+α程度(新橋~国際展示場駅間)】
虎ノ門バスターミナル/東京駅~新橋駅~国際展示場駅~東京テレポート駅

●シャトルルート(1) 勝どきシャトル【輸送力:最大1000人/時程度】
(虎ノ門バスターミナル)~新橋駅~勝どき

●シャトルルート(2) 選手村シャトル【輸送力:最大1300人/時程度】
(虎ノ門バスターミナル)~新橋駅~選手村

●フィーダー輸送 【輸送力:最大800人/時程度】
(虎ノ門バスターミナル)~新橋駅~晴海地区

 また輸送力について、新交通システムは7000~20000人/時、LRTが4000~10000人/時とのこと。東京都の都市整備局は「今後、オリンピック・パラリンピックを一里塚として、高い技術に裏打ちされた社会システムのひとつとしてBRTを構築し、次世代に残る大きな資産となるよう取り組んでまいります」と述べています。

【了】

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