「特別なトワイライトエクスプレス」登場 豪華列車がより豪華に
2回楽しめるブイヤベースなど食事も“特別”に
車内で提供される食事も“特別”な理由のひとつです。以前の「トワイライト」でも食堂車でフランス料理を楽しむことができましたが、“特別なトワイライト”はこの点でもグレードアップしています。
フランス料理のディナーは食事時間がより多く確保され、品数が増えました。内容もさらに凝ったものになり、たとえば瀬戸内をイメージしたブイヤベースについて、まず最初はあっさりしたスープで賞味。続いて伊勢エビと、エビの殻からとられた濃厚なスープを加えることで、味の変化を楽しめるようにされています。ジェイアール西日本フードサービスネットの伊福部さんによると「ふたつの味を楽しめる」そうです。
“特別なトワイライト”は1泊2日のコースで運行され、そのあいだ朝食が1回、昼食が2回、夕食が1回提供されます。このうち1日目の昼食ではお豆腐がメニューにありますが、そのお豆腐はなんと料理長が列車内で作り、出来たての温かいものを提供するそうです。
また、ディナーや朝食のパンは神戸三宮「サ マージュ」、大阪上本町「パリゴ」、デザートは「エス コヤマ」「京都北山マールブランシュ」と、人気ブーランジェ、パティシエが協力してプロデュースしているのもポイント。「トワイライト」オリジナルのパンやデザートが用意されるところも“特別”です。
ちなみにもうひとつ、お酒が好きな人には“特に特別”だろうものがあります。フリースペースのサロンカーに係員が常駐し、23時まで飲み物が提供されますが、アルコールを含めてフリードリンクなのです。しかも用意されるお酒は「ドン・ペリニヨン2004」や「エビス樽生」「倉敷吟醸 伊七 純米吟醸」「刻の一滴(麦)」「バランタイン 17年」「フラパン グランド・シャンパーニュ V.S.O.P」など種類も豊富。またドリンクは順次、旬のものに入れ換えていきたいと、ジェイアール西日本フードサービスネットの伊福部さんは話していました。
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