森喜朗会長「あまりないこと」 JALとANAが仲良く東京五輪スポンサーに

JALとANAが「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」のオフィシャルパートナーになることが発表されました。日本を代表するふたつの航空会社、その社長が同席して行われた発表会見。キーワードは“オール・ジャパン”です。

4階層あるオリンピックのスポンサー

 オリンピックのスポンサープログラムは4つの階層から成り立っており、その最上位はIOCの「オリンピックパートナープログラム」。これによって「東京2020」を支援する“ワールドワイドオリンピックパートナー”はコカ・コーラ、アトス、ブリヂストン、ダウ、GE、マクドナルド、オメガ、パナソニック、P&G、サムスン、トヨタ、ビザの各社です。

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「東京2020」スポンサーシップ契約に調印したJALの植木社長(右)とANAの篠辺社長(左)(2015年6月15日、恵 知仁撮影)。

 そのほかの3階層は国内向けのスポンサープログラムになっており、上位から「東京2020ゴールドパートナー」「東京2020オフィシャルパートナー」「東京2020オフィシャルサポーター」で構成されます。今回、JALとANAが契約したのは「東京2020オフィシャルパートナー」です。

 これら国内契約スポンサーは「東京2020」が実施するマーケティングにおいて中核となり、2020年の東京大会を含み6年間に及ぶオリンピック・パラリンピックの日本代表選手団に関するパートナーとして、呼称やマークの使用といった権利を行使できるといいます。

【了】

Writer:

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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