食堂車の味も ラストラン迫る寝台特急「北斗星」記念弁当を発売 NRE
この8月で運転を終了する寝台特急「北斗星」。その食堂車の味や沿線をイメージした食材の入った弁当が発売されます。
沿線地域をイメージした食材を
日本レストランエンタプライズ(NRE)は、今夏が最後の運転となる寝台特急「北斗星」(上野~札幌)へのねぎらいを込めて「寝台特急北斗星記念弁当」を販売すると、2015年7月28日(火)に発表しました。
この弁当は、「北斗星」が走る沿線をイメージした食材が入っていること、その食堂車「グランシャリオ」で味わえる「北斗星懐石御膳」の「宮城県産黒毛和牛のビーフシチュー」を盛り合わせていることが特徴です。「北斗星」食堂車では、この弁当を発売するNREによって料理が提供されています。
沿線地域をイメージしたものとしては、合鴨スモーク串(青森県)や葱入り会津味噌のせ(福島県)、三陸産わかめ(岩手県)、巻き湯葉(栃木県)、玉子焼(築地すし玉青木/東京都)、ひじきとくわいのサラダ(埼玉県)が挙げられ、茶飯の上には昆布が北海道の形でのせられています。
価格は1250円(税込)。上野駅の「駅弁屋 匠」と59号売店(中央改札口を入って1階正面)で販売されます。期間は8月1日(土)から23日(日)までで、11日(火)以降は掛け紙が変わるとのこと(14日(金)~16日(日)は販売休止)。
上野~札幌間を結ぶ寝台特急「北斗星」は1988(昭和63)年3月13日、青函トンネルの開業と同時に運転を開始。しかし車両の老朽化や北海道新幹線開業に向けた青函トンネルの準備などに伴い、今年3月13日発車分を最後に臨時列車化されました。そしてついに8月22日(土)の札幌発、23日(日)の上野着で運転が終了します。
【了】
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