神奈川県民熱愛! 駅弁の超定番「シウマイ弁当」、意外と知らないそのヒミツ

崎陽軒の「シウマイ弁当」は神奈川県内のみならず、関東近辺で1日およそ1万9000個も販売され、超定番の駅弁になっています。しかし実は2種類あるなど、意外と知られていないヒミツがありました。

実は2種類存在する「シウマイ弁当」

 現在、「シウマイ弁当」は神奈川、東京、千葉、埼玉、静岡にある約150の直営店舗で販売され、前出の通り1日約1万9000個が売れるといいます。そのなかで最も販売数が多いのは横浜駅にある「横浜駅中央店」で、1日平均およそ700個もの「シウマイ弁当」が売れているそうです。

 実はこの「シウマイ弁当」、パッケージが2種類あります。神奈川エリアだけで購入できる「紐かけタイプ」と、それ以外の「かぶせ蓋タイプ」です。

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右が神奈川エリアだけで購入できる「紐かけタイプ」。左はそれ以外の「かぶせ蓋タイプ」(写真提供:崎陽軒)。

「紐かけタイプ」の「紐かけ」には熟練した技術が必要で、神奈川エリアを担当する本社工場(横浜市西区)には、その技術を持つ紐かけ職人が現在も多数在籍。その技を駆使したパッケージがいまもなお、生み出されているのです。

 ところで、「シウマイ弁当」および「昔ながらのシウマイ」になじみのある人でも疑問に思うのが、一般的には「シュウマイ」と呼ばれることが多いにも関わらず、崎陽軒では「シウマイ」と表記されること。その理由は、初代社長の出身地にあるといいます。

 崎陽軒の初代社長である野並茂吉さんには栃木訛りがあり、「シウマイ」と発音したところ、本場である中国語の発音に似ていたため、そのまま「シウマイ」を商品名に採用されたのだとか。

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コメント

3件のコメント

  1. 紐掛けタイプのシウマイ弁当の方が美味しいと思う.

  2. 焼売ジャーナリストっていう職業???

  3. あ~あ!

    すみませんが、記事内容は全て以前から知ってますよ!

    被せ蓋タイプは買った事がないが・・・