【今日は何の日?】貨物取扱量日本一だった駅が開業

8月30日、かつて貨物取扱量日本一を誇った駅が開業しました。

 1891(明治24)年の8月30日。筑豊興業鉄道が福岡県内の若松~直方間で開業しました。筑豊で産出される石炭を積み出し港の若松へ輸送することを主目的に誕生した路線で、現在のJR九州・筑豊本線にあたります。

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現在、ホームは1面2線しかない若松駅(2004年3月、恵 知仁撮影)。

 このとき誕生した積み出し港の若松駅は石炭輸送で大きく賑わい、かつては日本一、貨物取扱量の多い駅でした。最盛期の1940(昭和15)年には、年間830万トンもの積み出しが行われています。

 無数の石炭車がひしめいていた若松駅構内は再開発が行われ、現在は住宅などになっています。

【了】

【古い駅舎に「デンチャ」が停まる 筑豊本線の風景】

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コメント

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3件のコメント

  1. もしも願いが叶うなら
    海底トンネルを掘って若松-戸畑間を延伸して欲しい

  2. 貨物取扱量日本一だったことがある駅などいくつもあるが。

  3. 若松も旧駅舎を残していれば、門司港みたいに観光スポットになったでしょうか?