戦車やドリルが書かれた駅名標 グッドデザイン賞に ひたちなか海浜鉄道

戦車やドリルが書かれているなどユニークなことで知られている、ひたちなか海浜鉄道の駅名標。2015年度のグッドデザイン賞を受賞しました。

歯車や戦車、海藻などが駅名標のモチーフに

 ひたちなか海浜鉄道(茨城県ひたちなか市)は2015年9月29日(火)、勝田駅と阿字ヶ浦駅を結ぶ同社湊線の駅名標が「2015年度 グッドデザイン賞」を受賞したと発表しました。

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一目見て駅周辺の地域性が分かる湊線の駅名標(写真出典:ひたちなか海浜鉄道)。

 湊線の駅名標は「乗客や市民の『地域を見る目』を育む新しいコミュニケーションデザイン」(ひたちなか海浜鉄道)という方針のもと、沿線の史跡や特産品を取り入れて考案されています。

 例えば、付近に陸上自衛隊の勝田駐屯地がある金上駅の駅名標は、漢字の「金」が戦闘機で、「上」は戦車がモチーフに。そのほか、日立工機の最寄り駅である日工前駅は歯車やドリルの絵を、また終点の阿字ヶ浦駅は海水浴場や漁港が近いことから魚や海藻の絵をそれぞれ駅名の漢字に取り入れるなど、一目見て駅周辺の地域性が分かり、親しみが持てるよう工夫されました。

 ひたちなか海浜鉄道は2008年(平成20)年、輸送人員減少による赤字で経営困難となった茨城交通湊線を引き継ぎ、ひたちなか市と茨城交通が出資する第三セクター鉄道として発足。同時に、第三セクター路面電車の万葉線(富山県高岡市)再建に携わった吉田千秋氏が公募で選ばれて社長へ就任し、沿線の活性化に注力。これまで、那珂湊駅の駅猫「おさむ」をマスコットとした情報発信や、慶応大学などの学生とコラボした鉄道活性化、街づくりイベントの企画などが行われています。

【了】

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