解禁直後のボジョレーを電車で堪能 近鉄
近畿日本鉄道が11月19日の解禁日に、「ボジョレー・ヌーヴォー」を味わうツアー列車を走らせます。通常は営業列車が走らない「八木西口短絡線」を通過する点も注目です。
「フェルナン・ラロッシュ」の赤を提供
近畿日本鉄道が2015年11月19日(木)、電車内で解禁直後の「ボジョレー・ヌーヴォー」を味わうツアーを開催します。
「近鉄“ぐるっ”とまわる『ボジョレー・ヌーヴォーTRAIN2015』」と題されたツアーで、昨年に引き続いての実施。参加者にはおつまみと、ひとりにつき今年のボジョレー・ヌーヴォー(ブルゴーニュワインの新酒)2本が提供されます。
車内でふるまわれる今年のボジョレーは「フェルナン・ラロッシュ」の赤(750ml)。「チェリーのような華やかな香りと、フレッシュ&フルーティーな果実味に富んだ味わいが魅力」(近鉄)といいます。なお、飲料やおつまみなどの持ち込みは自由です。
行程は、19時に大阪上本町駅を出発し、橿原神宮前駅、大和西大寺駅を経由して、21時54分に大阪上本町駅へ戻るというもの。橿原神宮前駅で約25分、下車して休憩する時間も取られています。
途中、大阪上本町駅から橿原神宮前駅へ向かう際、大阪線と橿原線を結ぶ「八木西口短絡線」を通過しますが、普段ここを営業列車は走っていないため、今回のツアーは貴重な乗車機会となります。
ツアーの代金は、すべての行程に乗車すると5500円。大阪上本町~橿原神宮前間の乗車は5070円で、大阪上本町~大和西大寺間は5380円です。定員は70人で、募集は10月9日(金)から始まっています。
使用される車両は観光列車「つどい」。普段は伊勢志摩観光用として、三重県内の伊勢市~賢島間で運行されている電車です。
【了】
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