高速無料化は永久に無理? それが不可能な構造的問題 工夫次第で方法も
民主党が証明した高速をタダにできない理由
もうひとつ、高速道路をタダにできない理由があります。渋滞です。
たとえば首都高や東名・名神をタダにしたら、間違いなく渋滞で動かなくなります。それを暗示したのが、2010年に民主党が実施した「高速道路無料化社会実験」でした。
この実験では、全国の有料道路のうち距離にして18%が無料化されましたが、一部で渋滞が発生しました。特に、沖縄県の那覇市と名護市を結ぶ沖縄道は、無料化によって交通量が約5割増加し渋滞が激増。県民の不満はかえって高まり、沖縄県の要請によって、翌年3月末で無料化を先行中止しました。
この社会実験では、もともと交通量の多い路線を無料化すると渋滞が増加することが実証されました。具体的には新潟市近郊の日本海東北道や西湘バイパス、伊勢道、舞鶴若狭道、京都丹波道路などです。首都高や東名・名神の無料化が論外であることは自明です。
一方では、無料化によって一般道の渋滞が大幅に減少するなど、地域にいい影響を与えた路線も多数ありました。無料化された50路線のうち約半数は、ガラガラだった交通量が2倍以上に増加するも渋滞するほどではなく、その分、一般道が走りやすくなるなどのプラス効果がありました。
増加率が最大だったのは、東九州道の西都~宮崎西間で、2100台/日から9900台/日。約5倍です。需要はあるけれど料金が割高過ぎて使われていない路線は地方には多数あり、こういった路線に限ってタダにすることは十分可能です。
>渋滞が増加することが実証されました。
とのことですが、よく代表例として紹介される以下の道路は実験時期が悪かっただけです。
京都縦貫道(旧名称:京都丹波道路)の渋滞
→当時終点の沓掛IC出口で渋滞。実験終了後に沓掛-大山崎JCTが開通し名神と接続された。
篠本線料金所のETCレーンが1レーンしかなかった。現在は3レーンに。
舞鶴若狭道の渋滞
→車線減少のため渋滞。4車線化事業中。
無料化すべきと書かれている「1日あたりの交通量が1万台以下で、地方中核都市からある程度離れた区間」がそもそも建設費の負担で無料化の足枷になっているのだから、ここを無料化してしまっては地方に要らない高速道路をつくり続けてしまう。
新しい路線をもう作らないのなら考えようもあるけども。
元々無料化を前提に作るのですから、無料化して当然ですよ。
国や政治家が国民に対しそのように約束したのですから履行するのが当たり前です。
出来ないのでしたら、国民全員が納得する形で説明と謝罪を行うのが筋でしょう。
交通量が少ないところは国道119号(宇都宮北道路)の一部の様に80キロ制限の道路を建設すれば十分です。
首都高速の無料化を約束して出来なかった責任は 誰がどのようにして取るのか?
公務員の 施策の間違いによる責任は追及されないとの法は、問題だと思う。
年金も高速も、受益者負担が当たり前です。
これ以上、交通量の見込めない 高速道路を作っても国民の為にはならない。
政治家の受け狙いなど、不要。
この手のニュースは官僚を擁護するためのもの タダにできないのはする気が無いだけ
道路工事費が、もともと高すぎてる。ゼネコンと官僚、政治家が金を儲けたためにいつまでも無料にならない。新規の高速道路を路線に計算するなんて、詐欺だ。あちこちの有料道路がやっと無料化になってるのだから、さっさと無料にするべき。負担がきつかったら、儲けすぎのゼネコン等に無料で整備させればいい。
もともと、工事代金が高すぎただけ。1m100万円なんて異常。(相当昔の価格での話。)儲けすぎのゼネコンに無料で整備させればいいだけのこと。加担した、官僚や政治家にも負担させるべき。
年金を引き合いにだすのはそもそもの間違い
年金制度時代は間違ったものであることを理解してないようですね
もっと勉強してから提灯記事書いたほうがいいですよ