活用されない地方の高速道路 イタリアにあるヒント

高速道路の開通が相次ぐ年度末。地方では無料の高速道路が誕生する一方、費用対効果が悪く通行量が非常に少ない、「宝の持ち腐れ」になっている高速道路が多く存在しています。どうしてこうなってしまったのでしょうか。またこの問題、どうすべきなのでしょうか。イタリアにそのヒントがありました。

開通相次ぐ地方の無料高速道路

 年度末は高速道路の開通ラッシュが恒例です。この2015年3月も首都高C2中央環状品川線など、華々しい新規路線の開通がある一方、地方でも地味な重要路線の開通が相次ぎます。

3月21日に開通する東九州自動車道の佐伯~蒲江間。これにより大分市と宮崎市が高速道路で結ばれる(画像:国土交通省)

東九州道 佐伯~蒲江間(大分県内、20.4km)3月21日開通
尾道道 世良~吉舎間(広島県内、20.4km)3月22開通
道東道 浦幌~白糠間(北海道内、26.0km)3月29日開通

 実はこの3区間、10年前の道路公団民営化に伴って誕生した「新直轄方式」により全額税金で建設された高速道路で、通行料金は無料です。

 莫大な負債を抱えつつ赤字路線を次々と建設し、第二の国鉄となることが確実視されていた日本道路公団。それを民営化するにあたって、採算を取ることがどうやっても不可能な過疎路線については国と地方が費用を負担し、建設する方式に移行されました。それがこれら、通行料金無料の新直轄路線です。

この記事の写真一覧

  • 20150308_highway_02
  • 20150308_highway_01
1 2 3

関連記事

最新記事

コメント

6件のコメント

  1. 同感です。特に他の高速道路と連結していない高速道については全線開通するまでは無料にすべきと思います。5キロや10キロずつちびりちびりと建設される道路については料金に対して時間短縮があまりにも少ないといえます。

  2. 国道246号線の沼津~御殿場間も、見通しが良い道なのに並走している東名高速道路がある為か、信号が青になると先の信号が赤になり、スムーズに走らせないように止まらせている印象を受けます。
    高速道路も料金の設定で車の流入をコントロールできるので、時間や交通量により変えていっても良いと思います。

  3. 私横須賀市に住む自営業者で、年間4万キロ首都圏を走って、高速代70万円位架かっています。
    清水草一様の首都高に対するコメントに共感して、ココに来ました。

    ガソリン車ですので、民主党のガソリン暫定税廃止等に期待していましたが、反故にされました。
    が、トヨタからプリウスと言う救世主に代替して、年間60万円のガソリン代が25万円に成りました。

    買う時に「バッテリー交換が高いぞ」と、トヨタ以外の営業に脅かされましたが、24万キロ以上走ってバッテリー問題なしです。
    同じペースで使用の前車では、ブレーキパッド4回・ローターも1回交換した時期です。
    バッテリー交換しても20万位ですから、本当に神様仏様プリウス様です。

    フェラーリ乗っている方から見たら、5000回転(BLITZのモニター付けました)位しか回らない1500ccでは?

  4. 首都圏近郊とか確かに田舎より高いから、もう少し頭を捻ればたどり着きそうなはずなのに、確かに今の高速料金は残念です。

  5. 地方の国道の平均速度が60/kmって、確実にスピードオーバーじゃん!

  6. 同感です
    高速道路の料金が高すぎる
    柔軟な料金体制は良い案だと思います
    国土交通大臣にお願いしたい。