特急「北斗6号」、一部区間で迂回運転 理由は落ち葉

10月25日、特急「北斗6号」が一部区間で迂回運転を行います。理由は「落ち葉」です。

連続する登り坂を避け、迂回ルートへ

 JR北海道は2015年10月25日(日)、この日、札幌発8時34分の函館行き特急「北斗6号」について、一部で経路を変更して運行すると発表しました。

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函館~札幌間を長万部、東室蘭、苫小牧経由で走行する特急「北斗」(2009年10月、恵 知仁撮影)。

 経路変更が行われるのは森~大沼間。通常、この列車は同区間を22.5kmと距離の短い駒ヶ岳駅経由で運転されますが、この日は海沿いを行き、35.3kmと遠回りの渡島砂原駅経由での運転です。

 JR北海道によると、理由は「落ち葉等による車輪空転が見込まれるため」とのこと。通常経路である駒ヶ岳駅経由は、距離が短いものの、森駅から大沼駅方面に向けて空転しやすい登り坂が続きます。対し海沿いを行く渡島砂原駅経由のルートは、遠回りになってもその連続する登り坂を避けるため、建設された路線です。

【了】

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コメント

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3件のコメント

  1. 東海道本線の「垂井越え」みたいなもんか?どのみち、「新幹線」の札幌延伸時には、片や廃線、片や「3セク」だが、、、。

  2. わざわざ勾配を避けて運転するために作った海岸周りの迂回線なのに有効に利用してこなかったとは不思議。

  3. If inotamrfion were soccer, this would be a goooooal!