痴漢被害の女子高生が「抑止グッズ」考案 普及プロジェクトがスタート
痴漢被害に悩む女子高生が「抑止グッズ」を考案。一般への普及に向けた支援プロジェクトがスタートしました。
来年4月の新入生・新社会人に配布目指す
痴漢被害に悩む女子高生が、母親と一緒に考案した「痴漢抑止バッジ」。このバッジをつけるようになって以来、毎日のように受けていた被害がなくなったといいます。
この「痴漢抑止バッジ」を社会に普及させるための「Stop 痴漢バッジ プロジェクト」が、このほどスタートしました。今後、痴漢被害にあっている女性たちに受け入れられる缶バッジのデザインを公募。缶バッジの製作資金や支援者も募集します。
プロジェクトでは、2015年11月4日(水)から、缶バッジのデザインと支援者の募集を開始。12月2日(水)に支援者と、当初のバッジ考案者である女子高生を含むメンバーによって、実際に缶バッジに採用するデザインが選出される予定です。
その後は、2016年3月から支援者にバッジ配布を開始、4月から電車通学・通勤を始める新入生や新社会人に「Stop痴漢バッジ」を提供することを目指しています。
なお、プロジェクトを支援するクラウドワークスとサーチフィールドによると、WEB上で業務依頼を行う「クラウドソーシング」や、資金・支援者を募集する「クラウドファンディング」の仕組みが活用されるとのことです。
【了】
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