変わる「ウィング号」 朝の上り列車運行、無料着席カード 京急

京急が12月にダイヤ改正を実施。座席定員制の列車「ウィング号」に大きな変化が訪れます。

「モーニング・ウィング号」“定期券”も

 2015年11月4日(水)、京浜急行電鉄は12月に実施するダイヤ改正の詳細を発表しました。

 この改正から、平日夕方の下り列車のみの運転だった座席定員制・着席保証の列車「ウィング号」に、朝の上り列車が新登場。「モーニング・ウィング号」として、12月7日(月)より平日の朝時間帯に、三浦海岸駅から品川・泉岳寺駅へ1日2本の運転が始まります。

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「ウィング号」「モーニング・ウィング号」に使用される2100形電車とその車内(写真提供:京急)。

 これに伴い、「モーニング・ウィング号」への乗車に必要な着席整理券「Wing Pass」「Wing Ticket」が各乗車駅で発売されます。

「Wing Pass」は1ヶ月券で5500円(税込)。三浦海岸駅15枚、横須賀中央駅34枚、金沢文庫駅32枚、上大岡駅51枚の、1列車あたり合計132枚が発売されます。発売は11月16日(月)からです。

「Wing Ticket」は指定された1列車に乗車できるもので、発売額は300円(税込)。利用前日の15時から、三浦海岸駅35枚、横須賀中央駅78枚、金沢文庫駅74枚、上大岡駅117枚の、1列車あたり合計304枚が発売されます。発売は12月6日(日)からです。

 また「モーニング・ウィング号」の運行開始を記念し、京急はキャンペーンを実施。12月分の「Wing Pass」を3000円(税込)で発売するほか、購入者にオリジナルパスケースをプレゼントします。

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コメント

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2件のコメント

  1. 今まで無料で特急等走行していたけど、現役の車両を継続して特急料金を付加する事で、利用者のモヤモヤは解消されるのであろうか?せめて座席、車内を京阪みたいなプレミアム感を作らなければならないのではないか?

  2. 京急川崎通過時に773A(モーニングウイング2号)の乗車状況を見ると、明らかに少ないと言えます。PRは抜群なのに…。

    JTBパブリッシング発行の京急時刻表(平成27年度版)を見ると、約6~7分前を走る快特819B(←浦賀始発)の影響でしょうか。乗客の流れ上、特に金沢文庫で後ろに4両増結することも該当します。

    ※交通新聞社発行の東京時刻表でも見れますが、上記の増結車両と言った情報等は出ていません。京急時刻表も、平成26年度版までは交通新聞社発行で、こうしたデータを入れてましたので。あと平成27年度版では、本線系統の普通列車(勿論、優等列車も含む)における編成両数データは、私個人としては大変評価したいと思います。