和歌山の九度山駅、まもなく“真田仕様”に “赤備えバス”も

信濃国をルーツとする戦国大名の真田氏。まもなく和歌山県の九度山駅が、その“真田仕様”になります。

“関ヶ原”のあとに

 南海電鉄と和歌山県九度山町は2015年11月9日(月)、九度山駅の“真田装飾”が11月14日(土)に完成すると発表しました。「駅舎やホームを落ち着いた風合いに塗装するとともに、真田の『六文銭』をあしらった暖簾や幕を掲出し、真田ゆかりの地の特別感を演出」するといいます。

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「六文銭」など“真田装飾”が施された九度山駅のイメージ(画像提供:南海電鉄)。

 信濃国をルーツとする戦国大名の真田氏は、1600年に起きた関ヶ原の戦いに際し、父親の昌幸と次男の幸村(信繁)は西軍に、長男の信幸は東軍へ所属。戦いに敗れた西軍の昌幸と信繁は、高野山・九度山で蟄居生活を送ることになります。「六文銭」は真田氏の家紋です。

 九度山駅の“真田装飾”実施には、こうした歴史的背景が存在。そして2016年1月より始まるNHKの大河ドラマ『真田丸』を契機に九度山を盛り上げるべく、今年11月1日(日)には「南海・真田赤備え列車」の運行も始められています。真田幸村は1615年の大坂夏の陣において、部隊の具足や旗指物を赤で統一。“赤備え”で戦いました。

 また2016年1月24日(日)からは、「赤備え列車」と同様のデザインが施された、九度山町内の観光に便利という「真田赤備えバス」も、土休日を中心に運行される予定です。

【了】

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Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。

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