磁力で浮上走行する玩具「リニアライナー」 最高速度は超音速?

「リニアライナー」は磁力で浮上走行する世界初のレールトイ。その拡張レール発売を記念し、最高速度へのチャレンジ企画が行われました。

全長50mの周回コースで挑戦

 タカラトミーが2015年9月に発売した、方式こそ違えど実物同様に磁力での浮上走行が可能なレールトイ「リニアライナー」。そのシステムを拡張する「ストレートレール・カーブレール」が2016年1月末に発売されるのを記念し、“超ロングコース”で「リニアライナー」のスピードの限界に挑戦する企画が行われました。

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体育館で、日本地図形のレイアウトを囲むように設置された「リニアライナー」周回コース(2015年12月、佐々木基博撮影)。

「リニアライナー」の最高速度は、通常セットのレールを用いた場合はスケールスピード換算で500km/h程度ですが、過去のイベントで全長22mのコースを走行した際には900km/hを記録。そこで今回、さらにコースの距離を延ばして新記録を狙うことにしたものです。

 体育館にセットされた周回コースは全長50.4mで、「リニアライナー」専用レールを180本も使用。周回コースの内側にはライトアップされた“日本地図形”のレイアウトも用意され、チャレンジの雰囲気を盛り上げます。

 そして計測の結果、「リニアライナー」はスケールスピードで約1200km/hを記録。その最高速度は、ほぼ“超音速”でした。

【了】

Writer: 佐々木基博

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