今日1日限定、大阪で新幹線を制御 バックアップの第2総合指令所を使い

指令所では何をする? 米原付近ではある対応も

 列車の運行を制御する指令所。常に状況の監視、管理を行っているほか、イレギュラーな事態に対応できる体制が整えられています。

 たとえば、車内で急病人が発生した場合。まず列車の乗務員が必要な対応をしたのち、場合によっては指令所と連絡を取り合って通過駅への臨時停車、救急車手配などが行われるそうです。

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「総合表示板」に掲示されている、降雪の多い関ヶ原付近の気象情報(2015年12月5日、恵 知仁撮影)。

 また東海道新幹線は冬になると、しばしば関ヶ原付近(岐阜羽島~米原間)の降雪によって影響を受けることがあります。そうした気象状況へ速やかに対応し、安全・安定運行を確保するため、その付近の天候・気温は随時チェックされ、指令所壁面の「総合表示板」に掲示されていました。

 何らかの非常事態が発生した場合、JR東海の平山輸送指令長は「安全最優先」でまず列車を止めるといいます。またその際、列車を駅と駅とのあいだに止めないよう努力しているとのこと。

 ちなみに、年に一度となる大阪市内からの列車制御を行っている12月5日(土)、東海道・山陽新幹線の営業列車は479本。延べ179人の指令員が列車制御に携わる予定だそうです。

【了】

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Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。

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