初日の出を2度拝むフライト そのカラクリを体験

初日の出を1年に2回経験?

 そうして初日の出を拝んだJL2811便は、右へ旋回しながら高度を下げていきます。

「ただいま高度4000mまで降下しました。左側のお客さま、どうぞ初日の出をお楽しみください」(藤岡機長)

 高度4000mでは、雲が無ければ初日の出の時刻は6時34分頃とのこと。つまり、6時30分頃にまず高度8000mで機体右側の乗客に初日の出を見せ、高度4000mまで降下。これにより太陽が水平線の下へ隠れたところで、再び昇ってくる太陽を機体左側の乗客へ見せた、というわけです。言い換えればこの便の乗客は今年2016年、初日の出を2回拝んだことになります。

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JL2811便に差し込む2016年最初の朝日。もちろん、誰も日よけは下ろさない(2016年1月1日、恵 知仁撮影)。

 ちなみにこのJL2811便は、成田空港を5時40分に出発。6時前に滑走路へ進入してそこでしばらく待機したのち、6時ちょうど、一気に加速して離陸しました。成田空港での離着陸は原則として6時から23時までに限られるためですが、発着便の多いこの空港で“滑走路でしばらく止まっている”という体験、これも少々珍しいものだったかもしれません。

 またそのため、このJL2811便が今年最初に成田空港を離陸した飛行機になります。

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1件のコメント

  1. 4分で4000m降りるとはかなりの降下率