零戦、日本の空に復活なるか 国内での動態保存に向け初飛行まもなく

旧日本海軍の戦闘機「零戦」。それを日本で、動く状態で保存しようという前人未踏のプロジェクトが、まもなく大きな第一歩を踏み出します。

世界でも希少な飛行できる零戦

 まもなく、日本の空を「零戦(三菱零式艦上戦闘機)」が飛びます。

 零戦を日本で動態保存(動く状態で保存)することなどを目的とした「零戦里帰りプロジェクト」。それを運営する(株)ゼロエンタープライズ・ジャパンは、旧日本海軍の戦闘機「零戦」の初飛行を2016年1月27日(水)、海上自衛隊の鹿屋航空基地(鹿児島県)において実施する予定であることを明らかにしました。

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まもなく日本の空を飛ぼうとしている旧日本海軍の戦闘機「零戦」(写真出典:ゼロエンタープライズ・ジャパン)。

 パイロットは、アメリカから零戦の操縦資格を持つスキップ ホルムさんを招聘。同日中に初飛行を含む2~3回の試験飛行が計画されており、予備日として28日(木)、29日(金)を確保しているとのことです。

 今回、日本の空を飛ぶことになる零戦(二二型)は、パプアニューギニアで発見された機体をベースに8割を新造した、世界でも希少な飛行できる零戦です。これまでアメリカでエアショーや映画撮影などに活躍し、映画『パールハーバー』でも航空母艦「赤城」飛行機隊所属の零戦として出演しました。

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コメント

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1件のコメント

  1. 早々にアメリカに返した方が無難ですね。今の日本人に零戦の維持管理や、パイロットをこなせる人材などおりませんから。なけなしの資金が尽きたまま放置すれば、疾風の二の舞になるのは確実です。