零戦、日本の空に復活なるか 国内での動態保存に向け初飛行まもなく

旧日本海軍の戦闘機「零戦」。それを日本で、動く状態で保存しようという前人未踏のプロジェクトが、まもなく大きな第一歩を踏み出します。

前人未踏「日本で飛ばし続けること」

 この零戦の現オーナーである石塚政秀さん(ゼロエンタープライズ・ジャパン)は「日本における零戦の動態保存」を目的に、3億5000万円の私財を投入してそれを購入。2014年11月4日深夜に日本への入国を果たし、その2週間後の11月21日、分解状態ながら日本で初めて一般公開されました。

 そして2015年2月には、インターネットを活用した募金活動「クラウドファンディング」によって1018人の支援者から2344万4000円を集めることに成功。日本の空へ零戦を飛ばすため、その資金を元に機体の組み立て、法的な問題の解決にあたっていました。

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1939(昭和14)年に初飛行し、1万機以上が製造された零戦。現在も飛べるのはわずか3機(写真出典:ゼロエンタープライズ・ジャパン)。

 ただ本来、早ければ戦後70年の節目であった2015年中に飛行できる予定でした。それが延びた理由について、オーナーの石塚さんは次のように話します。

「零戦の整備、エンジンの始動も地上走行も2015年7月初旬には完了。国交省航空局の実機検査を行って8月にも飛行が可能な状態にありましたが、残念なことに諸般の事情から断念せざるをえない状況になりました。また航空局の担当者が交代になったこともあり、再び最初から実機検査を行いました。そして12月18日に許可が下り、度重なる折衝を経て1月15日に飛行の日程が決定。今度こそ初飛行の段取りが全て整い、ようやく皆様にそのご報告ができるようになりました」

 旧軍の戦闘機が日本を再び飛ぶこと自体は、これまでしばしばありました。しかし「日本で飛ばし続けよう」という試みは、全てが頓挫しています。

 しかし今回、ついに「零戦を日本で動態保存する」という難事業が、前人未到の一歩を踏みだそうとしています。

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コメント

1件のコメント

  1. 早々にアメリカに返した方が無難ですね。今の日本人に零戦の維持管理や、パイロットをこなせる人材などおりませんから。なけなしの資金が尽きたまま放置すれば、疾風の二の舞になるのは確実です。

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