企画展「東京の鉄道史」 話題の『東京動脈』も 都立中央図書館

東京都立中央図書館が、明治から現代にいたる東京の鉄道史をテーマにした企画展示を実施。ウェブ上で話題になった、東京の地下鉄を再現した3次元模型『東京動脈』も展示されます。

明治・大正期の路線図や地図なども

 東京都立中央図書館(港区)が2016年1月30日(土)から3月21日(月・祝)まで、企画展示「東京の鉄道史 鉄道が築いた都市、東京」を実施します。東京の発展と鉄道との関わりを同館所蔵の図書、地図、雑誌などの資料やパネルで紹介するものです。

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都立中央図書館で開催される企画展示「東京の鉄道史」。最寄り駅は日比谷線の広尾駅(画像出典:東京都)。

 展示内容は大きく2つ。「東京の鉄道史」では、明治から現代までを6つの時代に分けて通史的に紹介。新橋~横浜間に開通した日本初の鉄道や馬車鉄道、東京市電、私鉄などについての錦絵やパネル、明治・大正期の路線図や地図などが展示されます。また、戦争と鉄道のつながりや戦後の鉄道、今後の交通インフラについても写真や図書資料、パネルなどで紹介されます。

 もうひとつの展示は「東京の鉄道会社」。東武や東急、京急など都内の主な鉄道会社の概要や歴史、各社の発展においてポイントとなったトピックなどがパネルや図書などで紹介されます。

 なお会場ではインターネット上でも話題になった、東京の地下鉄を色水が流れる管で再現した3次元模型『東京動脈』も展示されるとのこと。入場は無料です。

【了】

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