中国海軍の「怪しい軍艦」を海自の「超ベテラン護衛艦」が監視! 就役から36年を経た“古豪”が駆け回る
就役から既に35年以上が経過したベテラン艦です。
「艦齢36年超え」護衛艦が警戒監視任務に
防衛省・統合幕僚監部は2025年7月22日、沖縄県の宮古島沖で中国海軍のドンディアオ級情報収集艦1隻(艦番号794)を確認したと発表。海上自衛隊が撮影した写真を公開しました。

ドンディアオ級情報収集艦は、電子情報を収集するための偵察船です。船体には多数のアンテナを備え、弾道ミサイルなどを追跡する能力も持つといわれています。
今回確認されたドンディアオ級は、22日午前6時頃に宮古島の北東約130kmの海域を西進。その後、沖縄本島と宮古島の間を北西進し、東シナ海へ向けて航行したとしています。なお、この艦艇は6月10日に大隅海峡を通過しています。
これに対し海上自衛隊は、神奈川県の横須賀基地を拠点とする第11護衛隊に所属する護衛艦「あまぎり」により警戒監視・情報収集を行ったとしています。
「あまぎり」は、1989年に就役したベテラン護衛艦で、ステルス性を考慮していない無骨な外観です。船体後部には哨戒ヘリコプターを2機収納できる大きな格納庫が設けられているほか、船体に2本のマストがあることも外観上の特徴となっています。
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