難波は昔、ネギ畑 「あんかけ難波ネギそば」発売 南海そば

大阪有数の繁華街、難波。その地はかつて一面のネギ畑でした。九条ネギの原種ともされるその「難波ネギ」を使ったメニューが、期間限定で南海そばに登場します。

南海沿線で育った「難波ネギ」を100%使用

 南海電鉄の駅そば店「南海そば」に2016年2月1日(月)から29日までの期間限定・店舗限定で、南海沿線で育った「難波ネギ」を100%使用した「あんかけ難波ネギそば」が登場します。

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南海沿線で育った「難波ネギ」を100%使用した「あんかけ難波ネギそば」(写真出典:南海エフディサービス)。

「南海そば」を運営する南海エフディサービスによれば、「難波ネギ」は現在の「九条ネギ」の原種といわれ、一般的なネギに比べて香りやヌメリが強く、そばとの相性も良いのが特徴とのこと。また、阪堺鉄道(現・南海電鉄)が開通した明治時代、難波駅周辺は「難波ネギ」の一大産地だったといい、南海エフディサービスは「ネギ畑が一面に広がっていた難波に思いを馳せて、ぜひ『あんかけ難波ネギそば』をお召し上がりください」としています。

「あんかけ難波ネギそば」は350円(税込)で、うどんへの変更も可能。難波2F店(南海電鉄難波駅2F中央口改札内)と難波3F店(南海電鉄難波駅3F北口改札内)の2店舗のみにおいて、1日30食限定で販売されます。

 なお、難波2F店近隣の地場野菜販売店「Vege Sta.(ベジステ)」では、1月27日(水)から難波ネギの小売りを開始します。販売期間は3月中旬までの予定ですが、流通量に限りがあるため、品切れになり次第終了となります(日によっては入荷がない場合もあり)。

 南海電鉄では、沿線に豊かな農村地域を抱えた鉄道会社として「地産地消」を推進、沿線農村部の活性化に取り組んでいるといい、その具体的な取り組みとして、泉州地域を中心に地場野菜を栽培する株式会社泉州アグリと連携。沿線食材の知名度向上とブランド化を通じて沿線の活性化を進めており、今回の「あんかけ難波ネギそば」発売もその一環です。

【了】

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