東海道新幹線、想定外の関ヶ原 長年続く雪との闘い

雪対策に有効だったのは「水」

 そうしたなか「ジェットスノーブロアー」で雪を吹き飛ばすなど、様々な対策が行われました。

 この結果、効果的だったのが「散水」です。散水用タンク車を使って雪を濡らしたところ、風圧による舞い上がりを抑えることができました。

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スプリンクラーが作動する米原駅付近を、水しぶきを浴び新幹線が駆け抜ける(2015年12月、恵 知仁撮影)。

 現在、東海道新幹線の米原・関ヶ原地区では、68.5kmにわたって線路脇に水をまくスプリンクラーが設置されています。積雪時、同区間で新幹線に乗っていると窓に水しぶきを受けることがありますが、それはスプリンクラーで水をまき、雪の舞い上がりを抑えているからです。

 スプリンクラーを使うなら、大量に温水をまいて雪を溶かしてしまえばいい、と思うかもしれません。しかし、それは不可能でした。

 東海道新幹線の米原・関ヶ原地区は、線路が土を盛った上に石を敷いた構造。雪を完全に溶かすほど水をまくと、豪雨の場合と同じように、線路の土台が緩んでしまうおそれがあるためです。JR東海によると、散水可能な量は1時間あたり5mm程度とのこと。普通の雨と同じぐらいです。

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コメント

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4件のコメント

  1. 何故雪が多いのか?という観点が抜けているので読むに値しない。気象学や地形に詳しい人ならすぐに分かる話だけどねぇ・・・

  2. 的外れなコメントの人が居る。
    気象や地形を語るサイトじゃないでしょ。

  3. 払い戻し拒絶の「遅れ承知特急券」を買わせ
    「耐雪ドームの建設」で
    「遅延を減らそう」とは考えないJR東海

    大阪ー東京間利用客が払った金は
    「ドームで覆うリニア」名古屋止まり建設に投資!

  4. 思い切って、盛り土の横にPCスラブ軌道を造れないのかな?
    岐阜羽島-米原 間だけ改修すればね。・・・・
    でも、リニアに投資するから無理かな、大阪延伸まで主力区間になるんだから投資してほしいね。