駅発車メロディに『銀河鉄道999』導入 「スリー・ナイン」の日に 山陽新幹線
山陽新幹線の主要5駅で流れる「発車予告音」が、『銀河鉄道999』になります。
山陽新幹線の主要5駅に
JR西日本は2016年2月9日(火)、ロックバンド「ゴダイゴ」が1979(昭和54)年、アニメ映画『銀河鉄道999』の主題歌として発表した楽曲『銀河鉄道999(THE GALAXY EXPRESS 999)』を、山陽新幹線の「発車予告音」に導入することを明らかにしました。
「鉄道にゆかりのある曲として幅広い世代に愛され、『旅立ちの時』を想起する曲であるとともに、『力強い鉄道』『夢のある鉄道』『未来につながる鉄道』を想起する曲として、選曲しました」(JR西日本)
山陽新幹線の各駅ホームでは現在、列車の入線を知らせる「入線警告音」と、ドアが閉まり発車することを知らせる「発車予告音」が使われています。しかし両方とも同じブザー音であることから、「発車予告音」にこの『銀河鉄道999(THE GALAXY EXPRESS 999)』を導入することで音を区別。列車の入線、発車をわかりやすくし、ホーム上の注意喚起効果を高める目的があるといいます。
『銀河鉄道999(THE GALAXY EXPRESS 999)』が採用されるのは山陽新幹線の主要5駅、新神戸・岡山・広島・小倉・博多です。2015年3月10日に始まった「山陽新幹線全線開業40周年キャンペーン」のグランドフィナーレとして、その最終日にあたる2016年3月9日、「スリー・ナイン」の日から使用が開始されます。
「さまざまな想いをお持ちになり、それぞれの行先地に向かわれるお客様に、『旅立ちの時』をお知らせする音色として、活用してまいります」(JR西日本)
山陽新幹線は、1972(昭和47)年3月15日に新大阪~岡山間から営業を開始し、1975(昭和50)年3月10日に博多駅まで延伸。2015年、新大阪~博多間の全線開業40周年を迎えています。
【了】
Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
銀河鉄道999というとゴダイゴという風潮が許せない。
やはりささきいさお氏の唄うTV版主題歌が至高。
あの発車ベルが、岡山駅で聞けなくなるなんて思わなかった
山陽新幹線の発車メロディー:
岡山駅:「ももたろう」
広島駅:Perfumeさんの曲
にしてほしい。