流氷を楽しめる観光列車、現行方式での運転終了へ 機関車老朽化などで

車窓からオホーツク海の流氷を楽しませてくれる「流氷ノロッコ号」。車両の問題から今後、現在の形での運行ができなくなりました。

老朽化で足りないディーゼル機関車

 JR北海道は2016年2月24日(水)、現行方式での「流氷ノロッコ号」運転を今年度で終了すると発表しました。

「流氷ノロッコ号」は、車窓からオホーツク海が見渡せる釧網本線で、流氷がやって来る時期に運転される臨時列車。網走~知床斜里間の37.3kmをその名の通りおよそ1時間掛けてゆっくり走行し、流氷で白く埋め尽くされたオホーツク海を楽しませてくれます。

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左奥のディーゼル機関車が客車をけん引する形で運行されてきた「流氷ノロッコ号」(2007年2月、恵 知仁撮影)。

 この「流氷ノロッコ号」は1989(平成元)年度から毎年冬、客車をディーゼル機関車でけん引する形で運行されてきました。

 しかしJR北海道によると、そのディーゼル機関車で老朽化、劣化が著しく進行。廃車を進めざるを得ない状況とのこと。そして冬季はそのディーゼル機関車を除雪に使う必要もあることから、来年度以降の冬季、「流氷ノロッコ号」用にディーゼル機関車を確保できなくなったといいます。

 そのため、客車をディーゼル機関車でけん引する現在の方式で「流氷ノロッコ号」を走らせられるのは、今年度が最後になりました。ラストの運転日は2月28日(日)です。

 ただJR北海道によると、来年度以降は普通列車用のディーゼルカーを使った運転を検討していくとのこと。詳細は改めて発表するとしています。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. 他のDLを充当するとか考えてください。