新東名延伸で東名、渋滞ゼロに 三ヶ日JCT~豊田JCT間
新東名の愛知県区間延伸によって、並行する東名高速の状況改善に大きな効果が出ています。
東名高速の交通量が約4割も減少
NEXCO中日本は2016年2月24日(水)、新東名高速道路の愛知県区間(浜松いなさJCT~豊田東JCT)開通後1週間の交通状況について、速報を発表。並行する東名高速道路での渋滞発生がなくなったことを明らかにしました。
開通前、東名高速の三ヶ日JCT~豊田JCT間では1週間に13回の渋滞が発生していましたが、並行区間に新東名が開通後、交通の分散によって0回になったといいます(前年同時期との比較)。
今回、新たに開業した新東名の浜松いなさJCT~豊田東JCT間について、1日あたりの交通量は平日で約4万3000台、休日で約4万7000台とのこと。これにより東名高速の並行区間(三ヶ日JCT~豊田JCT)では、1日あたりの交通量が平日で約9万台から5万8000台へ、休日で約8万6000台から約5万2000台へ、およそ4割も減少しています。
神奈川県と愛知県のあいだ、およそ250kmを結ぶ予定の新東名高速道路。今回の新規開業によって御殿場JCT(静岡県)~豊田東JCT(愛知県)間、約200kmが開通しました。
【了】
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