軽自動車のナンバープレート「たまに白いのを見かけるのなぜ?」黄色い枠もないタイプが作られた経緯とは

軽自動車のナンバープレートといえば黄色。ですが、たまに真っ白なプレートの車両を見かけます。こうしたナンバープレートに問題はないのでしょうか。

でも結局判別できた方が良いということに!?

 ただその後、全て白地のナンバープレートの交付は行われていません。オリパラ以降の「全国版図柄入りナンバープレート」は、交付料金のみで入手できるモノトーン版と、「日本を元気にする取り組み」に対する寄付金(1000円以上)で選択可能なフルカラー版が用意されており、全ての車種で白地のプレートが使われます。ただし差別化として、前述した通り、軽自動車にのみ黄色の枠取りと左上に黄色の塗り足し部分が追加されています。

 この枠取りや左上の塗りつぶし部分は、当初、ナンバープレートの分類番号(プレート右上の3桁数字)で軽自動車か普通車かを見分けられると考えられたものの、「やはり有料道路料金所では判別しにくい」といった声を踏まえて付けられました。

 ただ、「ラグビーワールドカップ2019」や「東京2020オリンピック・パラリンピック大会」のナンバープレートはかなり多くの枚数が交付されたことから、大会終了より年月がたった現在でも、装着しているクルマを見かけます。

 ちなみに、国土交通省が2024年9月30日に行った「図柄入りナンバープレート等に関する検討会」では、モノトーン版を廃止してカラー版一本に絞ってはどうかという議論も起きています。

【確かに黄色がない!!】これが、かつて交付されていた軽の白地ナンバープレートです(写真)

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