北大阪急行線、さらに北へ 箕面延伸の基本協定締結 秋頃に本格着工

北大阪急行線の延伸について、関係者が基本協定を締結。箕面市内へ向けての工事がいよいよ今秋、本格的に着手される見込みです。

開業目標は2020年度

 北大阪急行電鉄など関係4者は2016年3月30日(水)、千里中央駅(大阪府豊中市)から新箕面駅(同・箕面市、仮称)までの延伸について、基本協定を締結したと発表しました。

 江坂~千里中央間5.9kmを走る北大阪急行は、直通運転を行っている大阪市営地下鉄の御堂筋線と一体となって、千里ニュータウン方面と大阪市中心部方面を結ぶ路線です。

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2020年度を目標に新箕面駅(仮称)まで延伸する北大阪急行線(画像出典:北大阪急行電鉄)。

 計画では、箕面市と北大阪急行電鉄が整備主体になり、現在の終点である千里中央駅から箕面船場駅(仮称)を経て新箕面駅(仮称)まで約2.5kmを延伸。箕面船場駅(仮称)は箕面市船場東3丁目付近、新箕面駅(仮称)は同・西宿1丁目付近に設置されます。

 4月から工事着手に向けた手続きが進められ、8月頃には駅予定地の駐車場を解体するといった準備工事を開始。そして秋頃、鉄道整備について本格的に着工される予定です。

 開業目標は2020年度。概算の整備費は、車両費50億円と建設費600億円の計650億円とされています。

【了】

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