埼京「JA」中央「JC」秋葉原「AKB」新宿「SJK」 首都圏に駅ナンバリング導入 JR東日本
2016年10月から、JR東日本の首都圏エリアで「路線記号」と「駅番号」「スリーレターコード」を表示する「駅ナンバリング」が導入されます。
路線は「J」+アルファベット1文字
JR東日本は2016年4月6日(水)、首都圏エリアに「駅ナンバリング」を導入すると発表しました。駅へ番号を振るとともに、路線にもアルファベット2文字の記号を設定。一部の乗り換え駅には、アルファベット3文字の「スリーレターコード」も表示します。10月1日以降に順次、実施される予定です。
同社によると「駅ナンバリング」の実施は、2020年の「東京オリンピック・パラリンピック」を見据え、訪日外国人旅行者をはじめとするすべての利用者にわかりやすく、安心して鉄道を利用してもらうためとのこと。対象は首都圏エリアの電車特定区間(E電区間)にある276駅で、東京都心から大船・高尾・大宮・取手・千葉・千葉みなと駅までなどが範囲に入ります。
「駅ナンバリング」対象駅では今後、「路線記号」と「駅番号」を組み合わせた表示が行われます。
路線記号は山手線が「JY」、京浜東北線が「JK」、中央線快速・青梅線・五日市線が「JC」、湘南新宿ラインが「JS」、東海道線が「JT」、埼京線は「JA」など。これと各駅にふられた「駅番号」を組みあわせて、中央線快速の場合は東京駅「JC 01」、新宿駅「JC 05」というように表示する形です。
また21の主な乗換駅には、「スリーレターコード」も導入。東京駅「TYO」、新宿駅「SJK」、秋葉原駅「AKB」、恵比寿駅「EBS」、新橋駅「SMB」、日暮里駅「NPR」といった表記が「路線記号」「駅番号」と一緒に掲示されます。
JR東日本は、このほか今回の「駅ナンバリング」導入と同時に駅名標へ中国語(簡体字)と韓国語を追加。現在の日本語・英語とあわせて4カ国語の表記にし、「すべてのお客さまに安心してご利用いただける駅づくり」に取り組んでいくとしています。
【了】
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