熊本地震で移動した特急「あそぼーい！」、GW以降も臨時運行へ
熊本地震により運休中の特急「あそぼーい！」。この列車はゴールデンウィーク中、博多～門司港間に走行区間を変更し臨時運転を行っていますが、それ以降、5月中の土日も追加で運転されることになりました。
熊本の商品を車内で販売
JR九州は2016年5月2日（月）、ゴールデンウィークに鹿児島本線の福岡県内・博多～門司港間で臨時運転している特急「あそぼーい！」について、5月中の土日も引き続き運転すると発表しました。
新たに設定された運転日は、5月14日（土）から29日（日）までの土日。博多発11時38分、門司港着13時13分の「あそぼーい！92号」と、門司港発14時57分、博多着16時12分の「あそぼーい！91号」が運転されます。途中の停車駅は香椎、折尾、黒崎、小倉、門司です。列車は4両編成で全車指定席。きっぷは5月4日（水・祝）から、駅「みどりの窓口」などで発売されています。
車内では阿蘇地区をはじめとした熊本県産の商品をはじめ、「あか牛」や阿蘇の米などを使用した「あそぼーい！」限定の「くろちゃんのあそモコ弁当」などが販売される予定です。
特急「あそぼーい！」は、前面展望が楽しめる「パノラマシート」が先頭車両に設けられているほか、3号車のファミリー車両にはキャラクター犬「くろちゃん」がデザインされた親子用座席「白いくろちゃんシート」や遊び場、図書室が設置されているなど、「楽しい仕掛けがいっぱい」（JR九州）の車両が使用されています。
この列車は本来、土休日を中心に豊肥本線の熊本県内、熊本～阿蘇～宮地間で運行されてきましたが、4月14日（木）から続く熊本地震の影響でより運休に。そこでゴールデンウィークからその区間を離れ、博多～門司港間で臨時運転を行っていました。
【了】
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