ロシア軍の陣地を戦車砲で「滅多打ち」に “森林地帯の接近戦”映像をウクライナが公開

旧ソ連系の戦車もまだまだウクライナ軍では重要な戦力です。

砲撃で木々がなぎ倒される様子もドローンが捉える

 ウクライナ国防省は2025年1月、同国の戦車がルハンシク州のセレブリャンスキー森林地帯にあるロシア軍陣地を至近距離から破壊する映像を公開しました。

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ウクライナ軍のT-64戦車(画像:ウクライナ国防省)。

 映像では、森林地帯に設けられたロシア軍陣地の目の前にウクライナ軍の戦車が現れ、何度も主砲や機銃による攻撃を加えています。戦車の砲撃で木々がなぎ倒されている様子も上空からドローンが捉えています。

 ウクライナ国防省によると、ロシア軍の陣地を攻撃していた戦車は、陸軍の第63独立機械化旅団に所属する車両とのこと。この部隊には、旧ソ連時代にウクライナで作られたT-64戦車をアップグレードしたT-64BVやT-64BMなどの車両が配備されています。

 ウクライナには、「レオパルト2」やM1A1「エイブラムス」「チャレンジャー2」など、欧米が開発した戦車も供与されるようになりましたが、まだまだ旧ソ連系の戦車も重要な戦力となっています。

【画像】至近距離で撃破されるロシア軍の陣地

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