京都‐奈良‐和歌山直結「京奈和道」の工事がいよいよ本格化 市街地の未完区間で現道車線切り替え
京奈和道を構成する「大和北道路」の建設工事に伴い、奈良県大和郡山市内の国道24号で車線切り替えが行われます。
国道24号で車線切り替え
国土交通省近畿地方整備局奈良国道事務所は2025年1月20日、京奈和道の一部区間にあたる「大和北道路」の建設工事に伴い、大和郡山市内の国道24号で車線切り替えを行うと発表しました。
区間は、国道24号の下三橋町交差点から美濃庄町西交差点までの約460mです。1月31日(金)朝6時、この区間で南行き(和歌山方面)の車線を外側にずらし、北行き車線との間にある工事用のスペースを広げます。
京奈和道は、京都南部から奈良を横断し和歌山に至る約120kmの高規格幹線道路です。現在は奈良市~大和郡山市(大和北道路)と、橿原市内(大和御所道路)に未開通部が存在します。
大和北道路は、並行する国道24号(現道)の混雑緩和や安全性向上を目的に、延長12.4km、車道4車線で整備されます。
中間の奈良IC(仮称)を境に、北半分は主に国道24号より東側を地下トンネルで通り、京奈道路に接続。南半分は国道24号に沿って高架で走り郡山下ツ道JCTで大和御所道路と西名阪道につながります。
今回、国道の車線を切り替えるのは、大和北道路でいうと南側の区間です。今後、地上を走る国道の中央分離帯に橋脚を立てて、大和北道路の高架橋を架けていきます。
ちなみに、京奈和道は大半が無料ですが、大和北道路の区間は、NEXCO西日本の有料道路になる予定です。
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