日野-圏央道直結のハイスペック国道20号「日野バイパス延伸部」今どうなってる? 実はもう“一部走れます!?”
東京都日野市内で、国道20号「日野バイパス」延伸部の工事が進捗しています。既存の国道20号(甲州街道)の南側に形成される新ルートは、2025年1月現在、どのような状況なのでしょうか。
日野から八王子に入ってから「スゴイ構造の区間」に
浅川から八王子側は、日野バイパスのルート上に中央分離帯がやけに広い都道が、国道16号「八王子バイパス」を越えて京王線の擁壁まで続いています。なお、「日野バイパス」の区間は八王子バイパスまでで、その先は「八王子南バイパス」として建設されています。
「この都道の中央部に高架の本線でも建設するんだろう」と思うかもしれませんが、実は当初の予定から都市計画変更されており、今後、一帯は激変しそうです。
この区間は「掘割式」とし、4車線の本線が地下を通り、地上には中央分離帯を挟んだ側道が設けられる計画です。
この掘割区間は「八王子南バイパス」のI期区間にまたがる形で京王線・JR横浜線を越えて建設され、その先はトンネルから橋梁形式へと移り、やはり八王子市道として暫定供用されている八王子南バイパスII期区間へと繋がります。
八王子南バイパスのI期区間では、丘陵地である八王子市打越町・北野町の住宅街に、一筋の道路用地が確保されていて、「日野バイパス(延伸)II期」よりも進んでいる印象を受けます。いずれにせよ、「日野バイパス」「八王子南バイパス」を形成する一連の区間のなかで、この日野市から八王子市にかけての立体的な区間が“最後の難関”となりそうです。
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