東海道新幹線に「夢の車両」登場! 伝統の“青帯”が消えた 「ひかり」「こだま」で運行するワケは
東海道新幹線に初となる特別塗装車両が登場します。開業以来、車両の象徴ともいえる側面の「青帯」をも廃した異色の車両ですが、なぜか「ひかり」「こだま」で運用するようです。
「ひかり」「こだま」中心で運行するワケは
17日に開かれた特別塗装車両のお披露目セレモニーに登壇したJR東海の丹羽俊介社長は「より多くのお客様に夢の中にいるような気持ちになっていただき、東京ディズニーランドを楽しんでいただきたい」と述べました。オリエンタルランドの吉田謙次社長は「この特別な新幹線に乗車される皆様の旅の思い出がより素晴らしいものになれば」と話しました。
「Wonderful Dreams Shinkansen」の運行期間は、2月21日(金)から9月中旬まで。初日は「ひかり632号」(名古屋6時43分発→東京8時42分着)として走り、その後は東海道新幹線(東京~新大阪)で、主に「ひかり」「こだま」として運行される予定です。
特別塗装車両を「のぞみ」ではなく、「ひかり」「こだま」中心で運行する理由について、JR東海は「色々な駅で車両を見ていただきたいという思いがあり、停車駅が多い『ひかり』『こだま』で運行することになりました」(東京広報室)と話します。なお、既に9割以上の予約が入っている列車もあるといいます。
ちなみに、既にJR東日本の東北新幹線でも、「Magical Journey Shinkansen」として同様の車両が2024年10月に登場しています。
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