銚子電鉄の「観光列車」3月登場へ!? 約30年ぶりにきた“中古の中古じゃない”車両が変身!
途中で進行方向が変わります。
銚子電鉄「観光列車」マジで実現
銚子電鉄は2025年2月16日、導入を計画している「観光列車」の開発状況について進捗を発表しました。
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同社は2024年8月に南海電鉄から譲受した2200系電車を「観光列車」に改造すべく、12月から今年1月にかけクラウドファンディングを実施。1201万569円の資金を集めたといいます。これを元手に改造を進めており、3月下旬にも運用開始を見込んでいると明かしました。
「『銚子観光の玄関口』となる列車を目指す」というそのデザインは、次のように説明されています。
「座席シート柄や吊り革を港町・銚子の雰囲気に装飾するほか、展望席やカウンターバー設置などのアコモデーション改造(車内設備の改造)を施します。また、車体外装カラーにつきましては南海電鉄2200系の現行塗装を採用します」
同社は2023年8月に2200系の第1編成を南海から譲受。南海時代の架線電圧1500Vから600Vに降圧するなどの改造を施し、「銚電オリエンタルグリーン」「銚電エメラルドグリーン」へ塗色変更したうえで、「22000系」として2024年3月から運行。これは、“中古の中古”ではない電車としては約30年ぶりの導入となりました。
今回、「観光列車」に改造されているのは、南海から譲渡された第2編成の2200系です。
銚子電鉄は観光列車の「運用開始までもうしばらくお待ちくださいませ」としています。
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