米で発生の「旅客機ひっくり返り事故」どんな状況だった? ”衝撃の事故現場”から「全員生きて脱出成功」

この状況で「全員脱出」…。

現状では「全員が生還」

 アメリカのデルタ航空4819便で現地時間2025年2月17日14時15分頃、着陸時に機体がひっくり返る事故が発生しました。着陸後、同社の公式発表、現地メディアなどの報道によると、同便には乗客乗員80人が搭乗。死者を出すことなく全員が機内から脱出に成功したものの、18人の負傷者が発生したとのことです。

Large 20250218 01
デルタ航空のCRJ900(画像:ERIC SALARD[CC BY-SA 2.0〈https://x.gd/e6OHX〉])

 同便はデルタ航空のグループ会社であるエンデバー航空による運航で、100席以下の地方間路線むけジェット旅客機、CRJ900「N932XJ」が担当。ミネアポリス・セントポール国際空港からカナダのトロント・ピアソン国際空港へ向かう便で、ピアトン国際空港への着陸に失敗し、機体が横転したということです。

 現地メディアなどの報道によると、この日のトロントは冬の嵐で大雪と強風に見舞われていたとのことです。なお、この事故の原因については、今後カナダ運輸安全委員会(TSB)を中心に調査が実施される予定です。

※記事内の写真が当該機と異なるモデルであったため、差し替えました(2月19日18時30分)。

この記事の画像をもっと見る(1枚)

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. トロントはカナダでしょ?

    >米で発生の「旅客機ひっくり返り事故」