米空母 商船と衝突で“削れた”箇所を公開! エレベーターの近くが損傷 復帰は?
浸水はしない程度の損傷とのことだが…。
エジプト沖で商船と衝突
アメリカ海軍は2025年2月16日、商船と衝突した空母「ハリー・S・トルーマン」が修理のために、クレタ島に到着したと発表しました。
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同艦は2月12日の後11時46分頃に、エジプト沿岸の地中海でパナマ船籍のバルク船「ベシクタシュ-M」と衝突したとのことです。
アメリカ海軍は事故に関して、艦への浸水や艦載機の損傷、負傷者の報告はなく、航行には支障がないと発表していました。
2月14日に公開された画像を確認すると、損傷個所は確かに艦への進水の危険性がある箇所ではなく、機体や機材を甲板に上げる右舷エレベーターのやや後ろであることがわかります。
事故の後、同艦は自力航行をしてクレタ島のスーダ海軍基地に到着。同地で修理のために係留されています。修理に必要な期間は10日前後とのことです。細かい原因については今後調査されます。
同艦はバージニア州ノーフォークの海軍基地が母港で、2024年9月に中東地域沿岸から地中海にかけて派遣されていました。
なお、「ベシクタシュ-M」も、右舷船首付近のケーブルとそれを巻き付けていたスプールが損傷している写真が、船員と思われる人のSNSから投稿されていますが、航行は可能のようです。
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