ロシア軍が誇る「新鋭の防空兵器」を撃破か “爆発の瞬間”を捉えた映像をウクライナが公開
かなり珍しいケース。
新鋭の「S-350」地対空ミサイルシステムを撃破か
ウクライナ国防省は2025年2月17日、ロシア軍のS-350地対空ミサイルシステムを破壊したとする映像を公開しました。
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S-350は、巨大なミサイル発射筒を備えた発射車両のほか、レーダー車両、指揮車両などで構成する防空システムで、2020年から部隊配備が開始されています。ロシア軍では主に中距離の防空を担っており、航空機や巡航ミサイルなどを迎撃する「9M96」「9M100」といったミサイルを搭載します。なお、ロシア軍ではS-400地対空ミサイルが長距離の防空を、「パーンツィリ-S1」などが短距離の防空を担当しています。
ウクライナ国防省は、ロシア軍の防空システムを撃破する映像を頻繁に公開していますが、S-350の撃破は非常に珍しいケースです。同国防省は「1億3500万ドル相当の地対空ミサイルシステムが破壊された」と報告しています。
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