海自の「ベテラン護衛艦」とロシア海軍の新鋭艦が“にらみ合い”!? 3隻が沖縄に超接近して太平洋に出る
あさぎり型の3番艦。
ベテラン護衛艦「ゆうぎり」がロシアの新鋭艦を監視
防衛省・統合幕僚監部は2025年2月5日、ロシア海軍の艦艇3隻を西表島(沖縄県)の北60kmの海域で確認したと発表。自衛隊が撮影した画像を公開しました。
![Large 20250208 01](https://trafficnews.jp/wp-content/uploads/2025/02/230731_yugiri_01-1-600x400.jpg)
防衛省によると、今回確認されたのは、ステレグシチー級フリゲート2隻とドゥブナ級補給艦の計3隻とのこと。その後、与那国島と西表島との間の海域を通り、太平洋へ向けて航行したそうです。なお、これらの艦艇は2月3日に対馬海峡を通過したことが確認されていました。
これに対し自衛隊は、護衛艦「ゆうぎり」やP-3C哨戒機により警戒監視・情報収集を行ったとしています。
ステレグシチー級は、ロシア海軍では最新の艦艇のひとつです。ステルス性を考慮した外観が特徴で、ロシア海軍の太平洋艦隊にも配備が進んでいます。
ロシア艦隊の警戒監視にあたった「ゆうぎり」は、最古の護衛艦であるあさぎり型の1隻。ステルス性を考慮していない無骨な外観が特徴で、船体後部には哨戒ヘリコプターを2機収納できる大きな格納庫が設けられています。8隻が建造され、そのうち2番艦「やまぎり」、3番艦「ゆうぎり」、4番艦「あまぎり」の3隻が横須賀基地を母港としています。
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