山陽・九州新幹線、7月から通常本数に 熊本地震でダイヤ変更

2016年4月に発生した熊本地震で、ダイヤが大きく変更されていた山陽新幹線と九州新幹線の直通列車。その運転本数が地震発生よりおよそ2か月半、7月4日から通常通りへ戻ります。

地震からおよそ2か月半で

 JR西日本は2016年6月3日(金)、今年4月に発生した熊本地震の影響により変更していた山陽・九州新幹線直通列車の運行について、7月4日(月)から通常通りの本数へ戻すと発表しました。

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山陽新幹線と九州新幹線の直通列車「みずほ」「さくら」に使用されるN700系(2011年10月、恵 知仁撮影)。

 現在、山陽新幹線の新大阪駅と九州新幹線の鹿児島中央駅を直通して結ぶ列車は、地震の影響で多くが熊本駅始発、終着に変更されています。それを7月4日(月)から通常通りに戻すもので、新大阪駅と鹿児島中央駅を始発、終着とする列車は、停車駅の少ない「みずほ」が1本増の1日12本、「さくら」が30本増の1日33本に。山陽新幹線方面から熊本駅以南への利便性が、ほぼ地震発生前に戻ります。

 ただ、今後も熊本~新八代間で徐行運転を行うため、通常ダイヤより熊本~鹿児島中央駅間の所要時間が数分程度、伸びる見込みです。

【了】

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