曲を装飾 きゃりー電車、ゆかりの西武線で出発進行 車掌姿で検札も
「名曲の世界」になった電車、その車内ではきゃりー車掌が
この「SEIBU KPP TRAIN」は、車体を単に写真などでラッピングしたのではなく、「きゃりーさんの名曲の世界にデコレーション」(西武鉄道)しているのが特徴です。
10両編成の「SEIBU KPP TRAIN」は、2両ずつ『PONPONPON』『ファッションモンスター』『つけまつける』『もんだいガール』というきゃりーさんの曲、そして「SEIBU KPP TRAIN」のキービジュアルで装飾されています。
「長い列車のなかにいろいろなブロックがあって、とってもかわいいです!」(きゃりーぱみゅぱみゅさん)
2016年6月4日(土)、池袋駅で行われた出発式のあと、「SEIBU KPP TRAIN」の臨時運行が池袋駅と、西東京市にある保谷駅(保谷電留線)とのあいだで実施されました。この臨時列車にはきゃりーさんが乗り、車掌に扮(ふん)して車内を巡回。イベント参加者のきっぷを確認する“検札”を行っています。
この「SEIBU KPP TRAIN」の運行区間は、西武池袋線の池袋駅と飯能駅(埼玉県飯能市)のあいだが基本とのこと。ただ、どの列車に使われるかは当日にならないと分からないため、当日に西武鉄道の駅や「お客さまセンター」に問い合わせてほしいそうです。
ちなみに、明日6月5日(日)に埼玉県日高市で開催される「西武・電車フェスタ2016 in 武蔵丘車両検修場」で「SEIBU KPP TRAIN」が展示されるため、そこでは確実に出会うことができます。
【了】
Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
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