シートベルトに付いている“謎のポッチ”…アレナニ? 実は「ナイと困る」レベルの有能アイテム!

クルマの3点式シートベルトの腰のあたりについている謎のポッチ、これはどんな役割があるのでしょうか。

気になるあのポッチの正体とは?

 2012年以降、国内で製造されているクルマは全ての座席に、3点式シートベルトの設置が義務付けられています。このベルトの腰の部分には、真ん中に「ポッチ」や「ボタン」のように見えるパーツがついています。これにはどのような意味があるのでしょうか。

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矢印の位置にあるのが「謎のポッチ」(画像:写真ACの画像を加工)

 このパーツの正式名称ですが、とあるカーディーラー担当者によると「タングストッパー」もしくは「ストッパータング」といわれる装備とのことです。

 機能としては、名前の通り、シートベルトのバックルに差し込んでシートベルトを固定させるT字型のパーツ「タングプレート」が、一定の位置から下にずり落ちてしまうのを防ぐために装着されています。

 このストッパーがない場合、タングプレートはベルトの下部までストンと落ちることになり、取るのがかなり大変になります。そうした面倒を避けるために、タングストッパーは付けられています。

 ちなみに、タングストッパーは経年劣化や、ドアに挟んだなどの理由で稀に壊れることもあるそうです。ただ、取り付け自体は簡単で、工具の必要もなくワンタッチで取り付けることが可能です。ストッパーに関しても、カー用品店でメーカー純正品を購入することができます。

【画像】シートベルトの起源!? ストッパーの謎の刻印が意味するものとは

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