世界で1台だけ 新型「クラウンPHEVパトカー」お披露目! まもなく公道デビューだ

名古屋ウィメンズマラソンで見られるかも。

愛知県警の広報パトカーは三菱GTOとの2台体制に

 愛知県警察は2025年3月3日、トヨタ自動車から新たなパトカーの寄贈を受けました。

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愛知県警に配備されたトヨタ「クラウンスポーツPHEV」ベースの新型パトカー(乗りものニュース編集部撮影)。

 引き渡されたのは、最新のトヨタ「クラウンスポーツ」PHEVをベースにしたパトカーです。同車は愛知県警が、より効果的な広報活動を行うために用意されたもので、世界で唯一のパトカー仕様になります。

 県警本部庁舎入口で行われた寄贈式には、愛知県警察本部の鈴木 彰総務部長、トヨタから河合 満エグゼクティブフェロー、清水竜太郎ZSチーフエンジニアなどが参列し、鈴木総務部長に対し、河合エグゼクティブフェローから新型クラウンパトカーの鍵が渡されました。

 式典で鈴木総務部長は「パトカーは白バイとともに極めて広報効果の高いもの。クラウンスポーツPHEVのパトカーは世界に1台しかないカッコイイクルマ。愛知県警としては、この唯一無二のパトカーを活用し、安心安全な愛知県を作っていきたい」と述べました。

 また、河合エグゼクティブフェローは昨年(2024年)まで愛知県公安委員会委員長を務めていたことから、なんとか県警の広報車にウトヨタのクルマを用意できないか考えていたとのこと。いわく「愛知県警のカレンダーを見て、一番前に三菱自動車のGTOが乗っていた。せっかく県民の1人として(愛知県警に)守ってもらっているのに、トヨタ車を用意できないかと社内で相談したところ、すぐにということで実現した」と語っていました。

 導入は1台で、配備先は県警総務部の広報課です。なお、広報車といっても既存の交通取締用パトカーと同様の装備が搭載されています。

 広報課では、従来の三菱GTOと併せて広報車が2台体制になるため、これまで以上に柔軟に県内各地のイベントなどに対応できるようになるといいます。

 愛知県警ではさっそく、3月9日(日)の名古屋ウィメンズマラソンにおいて活用するとしています。

【車内が赤い!】全国初「クラウンスポーツPHEV」パトカーの内外をイッキ見(写真)

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