東名・新東名「予防的通行止め」実施へ “東京‐静岡”が実質全滅 首都高も国道も広範囲でストップへ
積雪予報に伴い、東名や東北道などの高速道路で、予防的通行止めが実施される予定です。
15時以降に通行止めの可能性
2025年3月4日午後から5日にかけて、関東甲信越を中心に雪や雨となる見込みで、関東南部の平地でも積雪が予想されています。このため、東名や東北道などの高速道路で、予防的通行止めが実施される予定です。

国土交通省やNEXCO東日本・NEXCO中日本などによると、主な予防的通行止めの開始見込みは次の通り(4日11時現在)。
●4日15~18時に通行止め開始の可能性
・東名 東京IC~清水IC
・新東名 海老名南JCT~新秦野IC、新御殿場IC~藤枝岡部IC
・圏央道 茅ヶ崎JCT~相模原IC
・中央道 都留IC~河口湖IC
・上信越道 藤岡IC~上田菅平IC
・中部横断道 新清水JCT~富沢IC
●4日18~21時に通行止め開始の可能性
・東北道 矢板IC~白河IC
有料道路の第三京浜、横浜新道、横浜横須賀道路、西湘バイパス、新湘南バイパス、小田原厚木道路、東富士五湖道路、首都高の3号渋谷線、中央環状線(山手トンネル)、湾岸線、神奈川2号三ツ沢線、3号狩場線、7号横浜北線・横浜北西線も、同じく4日15~18時から通行止めが予定されています。
開始時刻の見込みは未定としながらも、首都高の中央環状線(板橋~江北)・埼玉大宮線・埼玉新都心線・7号小松川線・10号晴美線・11号台場線も通行止めになる可能性があります。
国道も山岳部や高速道路と並走する区間を中心に、予防的通行止めが行われる予定です。国道1号(箱根)・4号(那須)・16号(保土ヶ谷BP)・18号(碓氷BP・軽井沢BP)・20号(上野原~甲州)・138号(籠坂峠)・139号・246号(東京世田谷~静岡裾野)が、4日15時から順次、通行止めになる可能性があります。
なお、中央道・関越道・常磐道は、今のところ予防的通行止めは予定されていませんが、雪の状況や事故などで通行止めになる場合があります。
国交省や気象庁、NEXCO各社、首都高は、大雪時には外出を控えるほか、予定の変更、テレワークの活用などの協力を呼び掛けています。
やむを得ずクルマを運転する際は、最新の気象情報や道路情報に注意するとともに、必要に応じて広域迂回や通行ルートの見直しをしてほしいといいます。
また、十分な時間的余裕を持つこと、必ず冬用タイヤを装着し、チェーンの携行・早めの装着などを徹底すること、落雪やなだれにも注意することも呼び掛けています。
コメント