「料金所を減らします」 伊豆の“クネクネ40km”ドライブコース 通行料金どう変わる?

伊豆スカイラインの料金区間が変わります。

料金所を4か所に整理

 静岡県道路公社は2025年3月7日、伊豆スカイラインの料金区間を見直し、10月から新料金で運用すると発表しました。

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伊豆スカイラインの熱海峠料金所(ドライブレコーダー画像)

 伊豆スカイラインは、伊豆半島の付け根に位置する熱海峠(静岡県函南町)から天城高原(同・伊豆市)までを南北に縦走する延長40.6km・2車線の有料道路です。

 1962年から1964年にかけて開通。半島の東側の稜線に沿って眺めの良いワインディングロードが続き、ドライブコースとして人気です。

 現在の通行料金(軽・普通)は、熱海峠~天城高原の片道通しで1000円のほか、各区間で設定。支払いは現金か回数券のみです。

 同公社はこの伊豆スカイラインについて、物価や人件費の高騰で固定経費が増大している中、将来にわたり安全・安心で快適に利用してもらえる道路を目指し、料金区間を見直す取り組みを進めているといいます。

 具体的には、現在7か所ある料金所を4か所(熱海峠・亀石峠・冷川・天城高原)に減らし、亀石峠料金所は本線上に移設します。こうして現在6つある料金区間を3つに減らし、さらにキャッシュレス決済サービス「ETCX」を導入します。

 新しい料金区分は、10月1日に運用開始予定。また、同時に料金の改定を計画しており、同公社は国土交通省と事前協議を進めています。2025年度に国へ申請し、認可を受けたら改定内容を公表する予定です。

【4か所に整理】これが伊豆スカイラインで廃止される料金所です(道路地図)

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コメント

1件のコメント

  1. etcxなんて特殊なものでなく

    交通系pasmoと互換にすれば良いのに

    suica,pasmoなんて乗車賃だけじゃなく

    多くのお店でも使えるから普及したんだよね

    天下り役人会社のやることはホント役に立たないことばかり

    etcxってどこの業界の利権とからんでるのかね